いらないアンドロイドスマホが沢山あるからこいつを監視カメラにして運用した時の覚書
必要なもの
- スマホ(防水のもの。android5以上)
- サーバーとなるパソコン(raspberry piやシングルボードコンピュータ。PCでもOK。今回はHP T520)
- wifiルーター
スマホの設定
スマホに監視カメラアプリを入れる。今回はIP webcamをインストールした。無償版でOK
wifiに接続した状態でIPwebcamを起動する。

最低限設定するべきはログインIDとパスワードの設定。
あとは右上の配信開始を押せばとりあえず録画が開始される。
スマホに割り当てられたローカルのIPと末尾に:8080をつけたアドレスを
ブラウザに入力しIDとパスワードを入力すればカメラとして繋がる
接続を確認したらスマホの右上にあるオプションボタンを押して
バックグラウンド配信にする。これでスマホの画面がオフになっても
継続して録画が行われるようになる。
※スマホのメーカーが独自に組み込んだ省エネモード等がある場合は
ip webcamを除外してください

単体で24時間録画ができるし、スマホのモーションセンサーを利用して
都度録画もできるんだけど、古いスマホだから空き容量が10GBしかないし
モーションセンサーも誤検出が多いから録画は別のアプリで行うことにする
ということでip webcamのモーション検知はオフにしてスマホの作業は完了
PCの設定
linuxではiSpyが便利。ユザーフレンドリーでインストールも簡単
設定は少しむずかしいけど慣れればなんてことない

公式サイトにある通りそのまま実行する。
Setup AgentDVR as a system service (y/n)? これはyを入力する
http://localhost:8090へアクセスしろと言われるのでブラウザで指定の
URLを入力し閲覧する

左上のサーバーボタンを押してカメラデバイスのセットアップをする
ネットワークカメラとして登録し、歯車を押す。尚、上の”名前”は任意でいい

つづいてカメラに接続するためのIDパスワード、URLを書く
先程スマホで設定したIDパスワードを入力し、スマホにアクセスする用のURL
に加えて末尾に/videoを追記する

最後に検出時に記録、生の記録をオンにして設定は終わり。保存先はiSpyがインストールされたドライブに
なっているが自分でカスタムしたい場合は公式リファレンスを見ること。以上
